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2008/09/06

大阪ストラット パート2 (ヤッサの想ひ出)

それまで流れていたソウルフルな音楽が途切れ、いつもの(そう、いつものッ!!) Cross Firingッ!!

ただでさえ背が低くて前が見づらいなぁと思ってたのに、この曲が始まってお客さんの背がいきなり2・3cm高くなり、まったくステージは見えないのですが、ヤッサはステージからメンバーが登場するとは限りません。まわりの人もあちこちキョロキョロしてます。

なのに、前方から悲鳴に近い歓声が。メンバーがステージにいます。

終わった後に言われて気付いたんだけど、ヤッサは「こんにちは~♪ こんにちは~♪」で登場じゃなかったの? いつもと違う登場だったのでした。

トータスさんは白いスーツにピンクのフリフリシャツ。ベルトの青いバックルがカッコよかった。

ケイスケさんは最近ヘビロテのテンガロン赤いシャツに赤いチェックのパンツ。

ジョン・Bさんは黄色いジャケットに青いパンツ。黒っぽいシャツに青い蝶ネクタイ(復活ッ!!) 緑かと思ったけど、青かったですね。
もう、髪型が殺人的にかわいかったぁ。長さもパーマ具合も完璧でした。

サンコンさんが柄モノのもちろんノースリのシャツ。茶色系。どこかで見たコトがあるようなないような。
サンコンさんの髪型も完璧。前髪を下ろしてちょっと若さを強調? 大成功。

ミッキーは…覚えてないのよね。赤いシャツだったかな? 首に直接ループタイをしててカッコよかった。

さぁ、1曲目は何でしょうと構えていると、

ガッツだぜ!!

ちなみにトータスさん死ぬバージョン。今年はケイスケさんだと思ったのに。これはステージがグワーッと上がったので、肉眼で見られました。すごいなぁ~~~

続けて、

SUN SUN SUN '95 

バカサバイバー

なんだかここまでの曲のテンポがいつもよりスローだったような気がしました。はじめだしね。

ここでMC。トータスさん。

お天気が心配だったけど、なんとかもってる。ステージのテントがなければもっといいんだけど。テントの柱の前を通っていいのか後ろを通っていいのか迷う。

ってな感じのコトを言ってました。

ここからはメンバーのリクエスト曲。まずはケイスケさん。

忘れちまえ

この曲はジョン・Bさんが戻ってきた時にスタジオでやって、バンドがひとつになった気がしたとケイスケさん。

「キターーーーッ!! って思った」

と言ったらトータスさんが、

「中途半端なモノマネはやめぃ。やるならちゃんとやれ」

と。はじめ「え?」って感じのケイスケさんだったんだけど、ああ、今流行ってるあの人のネタね。その後織田裕二バリに「キターーーーッ!!」とやり直しました。けど、あたしが思うにたぶん、ケイスケさんは2ch系の方の「キターーーーッ!!」のつもりだったんじゃないかしらと思って。

続いてサンコンさんのリクエスト。

エンジェル

おおぅ。実はですね、あたしが一昨年ウルフルズのファンになって、まだ誰のファンとか定まってない、アルバムもこれから徐々に…って時に「ウルフルズ」ってアルバムを聞いて、いちばん好きになった曲がこれだったんです。

だって、ウルフルズのアルバムで「ウルフルズ」ですよ。真っ先に手が伸びるじゃないですか? まぁ、後になってジョン・Bさんが脱退中のアルバムなのであんまり聞かなくなるんですが…それでもこの曲はかわいくて好きです。

曲の最初、いきなり演奏が止まるから「何? 何?」って思ったら、

「踏み忘れやで~」

ってトータスさん。バツの悪そうなケイスケさん。どうやらエフェクタ踏み忘れで音が出てなかったらしいです。今年もやってくれましたねぇ。

そしてジョン・Bさんのリクエスト曲。

ここまでメンバーのリクエスト曲をやって、正直会場の温度が…すぅーーーっと冷めてる感じがしてたのです。

「次の曲はがっかりしますよ」

とトータスさん。ジョン・Bさんも

「やめましょうか?」

と消極的。ここであたし、あ、ナニナニだと気付きましたね。いいじゃない。夏にクリスマスの曲でもッ!!

なになにクリスマス

あたし的には、ここで前の2曲より盛り上がった感じがしたんですけどね。ファンの、メンバーに対する優しさなんでしょうか? あんまり盛り下がっても…ねぇ? みたいな(笑)

で、最後にトータスさんのリクエスト。

パパイヤ ママイヤ

トータスさんが「この歌好きなんよ~」って何回も言ってたけど、我がチームの「育ての親・トータス松本」と言っても過言ではないペコさん黒蜜さんたちは、

「そんなの聞いたコトない」

って言ってましたね(笑)

で、マイナー曲から一気にテンションUP。

まいどハッピー

この曲の「上がらない雨はなぁ~~い」って歌詞、ホントにこの日のためにあると思って。トータスさんもここを意識して歌ってた感じがした。みんなもきっとそうだと思う。

雲行きはあやしいけど、気分は晴れマークですよ。

そして、おもむろにメンバーが楽器を置いてセンターステージへ。ジョン・Bさんはベース持参(笑)

横に並んで、アコースティックギターを抱えるトータスさんとケイスケさん。ミッキーはピアニカ。もちろんジョン・Bさんはベースで…サンコンさんは、長方形の箱のようなものに座り、タンバリンを持ってます。

おおーー、こんなところでカホーンに出会うとは。

このサンコンさんの座ってる箱、立派に楽器なんです。叩くところによっていろんな音が出るんです。山崎まさよしが何年か前のツアーで使ってるのを見たのがはじめてで、見かけただの箱のくせにその多機能ぶりには脱帽。名前の「カホーン」って響きもかわいくって記憶していたのです。

ちなみにまさやんは、その場で作った音を録音して、さらにループさせ(数フレーズを繰り返し再生させる)、さらにさらに音を重ねていき、ひとりなのにカホーン、タンバリン、ギター(リズム)、ギター(メロディー)と何種類も音を出してライブをしてました。すごいねぇ、あの人。ケータイすら持ってないのにねぇ。

と、閑話休題。

センターステージで奏でるアコースティックライブの最初の曲は、

相愛

相変わらずジョン・Bさんのベースがかっこいい曲です。

続いて、

たしかなこと

この曲のベースラインも好きで、引き込まれすぎて他の音を聴いていなかったあたしは、ミッキーがピアニカからアコーディオンに持ち替えていたコトすら気付かない始末。

だけどね、みなさん。ベースの音っていいのよ、ホントに。

そして、

胸の…

ああ、この曲もベースでしょッ!!!

と、あたしのおすすめベースラインの曲が続き、

「次の曲はセンターステージではやらないだろうな」

とトータスさんが言って始まったのは、なんとッ!!

いい女

マジですか? これはまた最後にやらないつもりですか。

ここであたしはピンと来ましたね。第1曲目が「ガッツだぜ!!」。武道館と一緒。で、最後に「いい女」をやるつもりではないと来たら、きっと最後の曲はあの曲しか有り得ない。これは…これは…リベンジですか?

最後の「トータスに会いたいか?」の呼び込みもちゃんとしたんだけど、何せセンターステージ。狭いし…どこに引っ込こんだの? と見てると、センターステージ脇の階段からひょこひょこ出てきてる(笑) 落ちてるケイスケさんのテンガロンを拾い…ご本人にかぶせて(笑) センターマイクに到着。かわいいなぁ、トータスさん。なんだか小さなライブハウスみたい。

アコースティックライブ終了。途中雨がパラついてメンバー、ビクビクしてるだろうなぁと思いましたが、すぐに上がりました。

空の色はいい感じで薄暗くなっていきます。

サンコンさんが夕暮れの空を見て泣きそうになったと言っていました。

トータスさんは上着を脱いで、マイクを2丁拳銃に持ち替えて…

大阪ストラット

途中で六甲おろしタイムッ!!

ことぶきさん、大慌て。風船は初めからネックストラップにチケットと一緒に入れてあったから良かったんだけど、膨らまない、膨らまない。いや、膨らんではいるんだけど、どうやっても先端が膨らまないワケですよ。そうしてる間にもケイスケさんはご機嫌で六甲おろしを歌っている。早くしないとタイミングを逃してしまう。

でも、こんな恥ずかしい形の風船を突き上げて歌えるほど、あたしだって落ちぶれちゃいないんですよ。恥ずかしい形ってわかるでしょッ!! みなさんだって子供じゃないんだからッ!!

慌てて一回萎ませ、よく先端を伸ばしてみる。ここから元の大きさまで膨らますには、かなりの肺活量が必要かも。まぁ、いざとなれば…貧血も覚悟ッ!!!

しかしあたしの風船はやっぱり恥ずかしいままの形に膨れ上がり、ケイスケさんの六甲おろしも最終フレーズ。

「フレー フレーフレー フレー♪」

心もとないまま手放したあたしの赤い風船は、万博記念公園の空に軌道を描いて舞うコトはなく、真正面に飛び去り、人ごみに消えていきました。

ああ、あたしの初六甲おろし…

気分を切り替えて見上げた空には、いろんな色の風船が舞い、ゆっくりゆっくり昇っていきます。すごいキレイでした。写真撮りたかったなぁ…

大阪ストラットが終わり、続いて2丁拳銃って言ったらこの曲。

今夜どう?(ここまではOK)

ここでメンバー紹介してたっけ?

で、

情熱A Go-Go

続いて

それが答えだ!

ここで出てきたダンサーが、いろんな格好をしてて笑えたなぁ。どんな格好だよって、いろんな格好ですよ。小学生とかサンタさんとか。

僕の人生の今は何章目ぐらいだろう

これも聞けてよかったなぁ~~今回は割と聴かせる系が多かった感じが。

ここでMC

20周年について。武道館の時と同じような感じ。

で、

「今の気持ちはどうですか?」

とケイスケさんに突然振るトータスさん。一瞬驚いて、

「とっても幸せです」

次にサンコンさんに。

「とっっっっても幸せです」

で、ジョン・Bさん。

「ホントに、泣いてしまいます」

「ホンマか?」

「……その、一歩手前です」

ここからリクエスト上位5曲。

まずは第5位。

事件だッ!

次、第4位。

愛がなくちゃ

で、ちょっと大人の第3位。

サムライソウル

やっぱり第2位。

ええねん

この曲は毎回そうだけど、なんか変なエネルギーがあるよね。変なって悪い意味じゃなくて、いい意味の。無意識にテンションが上がると言うか、無条件にと言うか。これを演奏してるメンバーも生き生きとしてるし。そして最後のリフレインで泣きそうになる。なんかお祭りももうすぐ終わるって気がしてくる。

そして栄えある第1位の曲は?

笑えれば

あのですねぇ…確かにいい曲なんですけどね、ジョン・Bファンだからなのかも知れないけど、この曲のディスクは…ジョン・Bさんがベース弾いてないんですよね。だから…正直…いい曲ではあるんだけど、それが第1位ってのは…複雑。

なんならさぁ…もう一回レコーディングし直して欲しいくらいなんですよ。そうすればあたしのこの曲に対する気持ちも一気に雪解けになって100%の気持ちで受け入れられると思うんです。

とは言え、この曲の歌いだし、トータスさんが声量を抑え気味にしてくれたので会場の歌声がダイレクトに聞えてきて、みんな歌ってて…それでグッと来てしまいました。

スピーカーを通してではなく、すごい数の人の歌声が、直接耳に入ってくる感じ。それがウルフルズの曲で、みんなが「好きだーー」って気持ちを声にしてるのが伝わって来て、ジョン・Bさんじゃないけど「泣く一歩手前」でした。そこで泣ければかわいいんだろうけどねぇ。泣こうとしてる自分に突っ込みを入れる冷めてる自分がいて、

「うわぁ、泣くんか? マジか? うわぁ~~」

とか言ってるのよ。ああホントかわいくない。

笑えればで本編は終了。メンバーは手を振りながら引っ込みます。

そしてアンコール。

明日があるさ

思いっきり武道館つながりで(笑)

武道館で「封印する」って言ってたけど、

「封印する前に大阪でやっておこうと思って」

だって。この後定番ソングになったりして(笑)

ワルツ

この曲も地味に好きなんですが、何せディスクがジョン・Bさんじゃないので一線を越えられない曲です。でも今日はジョン・Bさんが弾いてるしッ!!!

暴れだす

あたしの心のベストテン第1位はこの曲なんですけどねぇ。

アンコール終わってまた引っ込むメンバー。

そしてもちろんアンコール最後の曲は、

バンザイ~好きでよかった~

今度は誰も「え~~~」なんて言いません。参りました。降参です。大満足です。っつーか、足も腰も限界です。早く座らせてください…

そんな感じでヤッサは終わりました。

花火があがって、ステージじゃないので慌ててカメラを構え、初めから花火用にセットしてあったモードに切り替えてシャッターを押したのですが…そんなにね、キレイなものでもなかったので。

R0010433

センターステージまで出てきて、ダンサーさんと一緒にお辞儀。

「また見てね~~~」

でホントに終わり。

R0010441

ぐったり。でも気分は爽快。雨も降らなかった。やっぱりすごい、ウルフルズ。

こうして、あたしのヤッサ初参加は終了したのでした。

終わってみれば、不思議なコトはたくさんありましたけどね。

なんで登場があんなにあっさりだったんだろう? とか。

トータスさんの尻出し衣装がなかったなぁ とか。

それ以前にメンバーのお色直しがなかったよ、とか。

メンバーのトークが少ないですッ!! とか。

ここ数年やってたトータスさん以外が歌うコーナーがなかったよぉ、とか。

「ULFULS」の電飾、どこかで見たコトないですか? とか。

の割に、時間押して1曲削ったらしいし。ああ、もったいない。音量が問題だったら、花火上げた後にささやいて歌って欲しかった。

「ささやいて」って、あんた(笑)

でも、総合的に言えば、ホントにウルフルズのライブはいつ見ても打ちのめされるのです。そして「ああ、また行きたい。観たい」と思う。

これからもきっと、ファンでいてライブに行っていれば、今回聴けなかったあの歌もこの歌も聞けるチャンスはあるでしょう。それから、また新しい歌が生まれて、定番だと思っていた曲も入れ替わっていく。それが正しい姿。

その変わっていく過程を一緒に見れたら嬉しいなぁ。

暗闇に浮かぶ太陽さんを見ながら、そう思ったのでありました。

さてさて、ゆっくりはしていられないのよ。これから梅田に戻って打ち上げ、打ち上げッ!!

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コメント

うぉ~!!
思い出しますねえ!!
てゆか、もう1週間もたったのか…早いっす。
それなのに、あんまり回復が見られません(笑)

風船のくだりに爆笑してしまいましたww
わはは!!

もーう早く早くウに会いたいっす!
楽しかった~楽しかった~すごかった~!!

投稿: 黒蜜 | 2008/09/06 20:15

ことぶきさん、

『たしかなこと』『胸の…』
ああー、そうですよねー。良いですよねベース。『泣けてくる』もやってくれたらもう完璧!だったんですが--。
ただ、反対側だとちょっと音が落ちてたんです、低音部分が。(省いて弾いてる?と思ったくらい。)
ジョン・Bさん側ではよく聞こえましたか?いいなぁー。

それにしても、ジェット風船。ヤバイですよね(笑)。
私は自力で膨らませられませんでした(涙。。。2本吹いてクラクラきてたオットに感謝。)
来年までに練習しないと。

投稿: ひょん | 2008/09/07 12:19

始めまして♪
いつもちょくちょく、ブログ楽しみにしていたものです。

ヤッサのレポがあったので
思わずコメしちゃいました(汗)

ガッツ~いい女~笑えれば~バンザイ
っていう順番、私もピーンと来ました~。
あ、新しい流れをつくろうとしてるんだろうな、と。

とにかく、あの笑えればの入りの
トータスさんの歌が格好良くて、格好良くて・・・

Cブロックいたんですね!
私もCブロック中央ぐらいでした^^

よければチョクチョクコメントさせてくださ~い

投稿: でみ | 2008/09/07 21:59

★黒蜜さん
あたしもまだ通常営業には至らず。ここまで来るとなんかおかしいところがあるのかしら?

風船の時は焦ったぁ~
まさかあんな形に膨らむとは。しかもあれを突き上げて歌えと? 冗談じゃないッ!!! 最終小節まで風船と格闘してました。

ホントに、ウルフルズにも会いたいし、大阪にも戻りたい(泣)

★ひょんさん
アコースティックコーナーは、ベースラインがいい曲ばっかりで嬉しかったです。
ああ、反対側はベースの音が聴きにくかったですか?
あたしは「今日はベース絶好調だな」って思えたくらい鳴ってましたよ。
ギターが聞きにくいってコトはなかったので、全体的にジョン・Bさん側の方がいいんでしょうかね?

肺活量には自信があるんです。大きな声も出るし。だけど持続しない(笑)
風船を2回膨らませたコトになるんですが、さすがに終わりの方は視界が真っ白になりました。
周りに

「僕が膨らましましょうか?」

とか言ってくれるジョン・Bさん似の男性もいなかったしね(悲)

来年はちゃんと膨らませたいです。恥ずかしくないように。

★でみさん
はじめまして~

これから「いい女」で終わらないライブが続くんでしょうかね?
まさかアコースティックで来るとは思わなかったけど、アコースティックなのに盛り上がりましたねぇ~~

マイラジで「笑えれば」が流れて、思わず目頭が熱くなりました。トータスさんも歌ってるけど、会場全体も歌ってるんだよなぁ~~
いいなぁ~ウルフルズのファンは。

あ、Cブロックでしたか? 案外近くだったりして。
これからも「これはッ!!」と思ったらどんどん書き込んでくださいね。
よろしくお願いします~~

投稿: ことぶき | 2008/09/08 12:22

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