大阪ストラット パート3 (ヤッサの想ひ出)
スムーズにもみじ川芝生広場を抜け出したあたしたちは、モノレールに乗って南茨木へ。そこから退場待ち時間にチョイスしてあった梅田の居酒屋さんへ予約の電話を入れ、メールでペコさんたちに連絡。
と思ったら、前方にドピンクTシャツの彼女が。もちろんドグリーンの彼女も一緒。
こっちはあんまり目立たない服装3人組なので、あちらの目立ちまくり3人組を適度な距離で尾行開始ッ!! (黒蜜さんはブラックコーディネートでしたけど)
エスカレーターにも3人ほど離れて乗ったのに気付かれず。そして目立ちまくり3人組が迷わず電車に乗り込むのを見て、こちらも迷わず飛び乗ったのです。
比較的空き空きの車内で、やっと気付いてくれた3人。しかし、西の元締めには気掛かりなコトがあったようで…それは関東・東海連合のあたしやみかんさんには到底わからないコトだったのです。
「間違えた」
そうひと言、元締めはつぶやきました。乗った電車は梅田には止まりません。路線図を見て、乗り換えの駅を確認。何はともあれ、梅田には行けそう。こう言う突発性の事故には、もう着いていくしかありません。
居酒屋さんは偶然にもホテルの近く。なので目印は紀伊国屋書店です。紀伊国屋に続く風景を記憶から呼び起こし、なんとか地上に上がって到着。
「予約しておいたことぶきと申しますけど」
と言った時、時間は予約していた10時ジャスト。なんて素晴らしいお客だろう、あたしたち。
通されたのは個室でいい感じの部屋。最初の注文は店員さんにしたけど、次からはタッチパネルで完了。最近の居酒屋さんはハイテクなのね。
もう疲れて足も痛いあたしは、イスの上で体育座り。
ビールで乾杯~~♪
このひとときが愛おしい。
まず、ひと通りヤッサの感想。
良かった~~♪ と言うのと同じくらいダメ出しも(笑) それも愛があるがゆえの毒舌なのです。
若者チームの今後の課題として、武道館の時も言ってたけど、ウルフルズのメンバーの老い、そして先立たれる不安。
「死んだらどうしよう~~」
切実な悩みです。めーたーちゃんなんか、「ウルフルズ」と同い年なんだそうな。メンバーがお父さんでもなんら不思議はない年齢。ペコさんたちは10代前半からのファン。「育ての親・トータス松本」と言っても過言ではないくらい影響されまくり、ウルフルズがいて当たり前の人生。
あたしとウルフルズは、同じ昭和40年代生まれ。ケイスケさんとも7つしか離れてません。ウルフルズがデビューしたのもヒットしたのも大人になってからだし、ファンになったのも一昨年。今となってはいなくなられては困る存在ですが、老いも死も、同時期にやってきそうなので心配はしてません。ウルフルズがこの世の中からフェードアウトした頃に、あたしもフェードアウトするのです。
ただ、日本のロックシーンで、老いてフェードアウトして行った方がまだいないので、どんな風になるのかは想像もできません。清志郎さんだって現役。ウルフルズだって最短でもまだ20年あるんです。
とは言え、もちろんメンバーには健康で一日でも長く活躍して欲しいところ。見た目もあまり変わらずに、ね。
そこで、それぞれケータイに納まっている意中のメンバーの写真を眺めつつ、毛根の心配など。
ジョン・Bさんは心配いらないけど。ふふん♪ それより40であの艶やかヘアーをどうやって維持してるのか知りたいわいッ!!
まったく、なんちゅーコトを話題にしてるんだ、あたしたちは。ほかのファンも一緒なのかなぁ? それともあたしたちだけなんでしょうか? 特殊な人たちが類友で集まって来ちゃっただけなの?
特殊と言えば、静岡から大事に持ってきた食料。カルビーサッポロポテト ベジタブル、同じくバーベQ味。それからかっぱえびせん。この3つのチョイスがみなさんには「?」マークだったらしいので、説明。
「カルビーって言ったら、サッポロポテト ベジタブルでしょ? そしたらこれ(バーベQ味)は対なワケよ」
ここまで言ってもみなさんはぽかーーーん。何言ってるんだ、このおばはん…的な雰囲気。失笑。
でも、奥の方で小刻みに首を縦に振ってくれている人が。最年少のめーたーちゃん。理解者登場ッ!!!
「で、カルビーでかっぱえびせんは外せないでしょ? だからこの3点なのよ」
ここまで言うと、めーたーちゃんの首がクイッと斜め方向へ。傾げてます、首を傾げてます。完璧な理解者ではなかった模様。…無念。
そのあと、彼女はケイスケさんファンとして、ガッチリみかんさんと握手を交わしていました。
ひとしきりヤッサやウルフルズへの思いを喋り終わったところで、楽しみにしていたうろ覚絵大会開催。
これは前にも各ブログ上でドラえもんとサザエさんを描いて行われたコトはあったのですが、こうやってみんなで集まって、と言うのは初の試み。このためにみなさん紙とペン(あたしは筆ペン)を持参。
まずは問題のラクダからです(そもそも今回の大会は、黒蜜さんが描いたラクダがあまりにも素晴らしすぎたため、他の人のラクダ《特にみかんさんの》も見たいと言うので企画されたのです)。
たぶん、実物を見ていなくても、テレビで見たコトはあるはず。誰の目にも同じようなラクダが映っていたハズなのに、入力は同じでも出力は違う。はて? これいかに?
書く人が変われば、ラクダも同じだけ変貌するのです。
だから「絵」っておもしろいと言えばその通りなんだけど、やっぱりみかんさんのラクダは想像を絶するものでした。黒蜜さんのは退化してるし(笑)
このふたりのトップ争いと思いきや、果敢に食い込む逸材が…そう、めーたーちゃん。やっぱり飼い主に似るんでしょうか? ケイスケさんに負けず劣らずなケイスケさんファンです。
その後、キャラクターものシリーズに突入するんですが、このキャラクターって、年齢が大きく関わってくるでしょ? 例えば、セーラームーンはあたしが大人になってからだから、あんまり観てない。だけどペコさんたちはセーラームーン世代なのです。
あたしやみかんさんたちは…キャラクターものって言ったら、「ピンクレディー」なのよ。ピンクレディー自転車とかね。靴もピンクレディーだったし、もちろん下着も。
ポケモンも大人になってからだから、注意して見てない。ゆえに、描けない。
じゃあってんで、不変的なキャラクター、ミッキーマウスをッ!!
と、ここで事件発生。三つ巴のトップ争いに変化が。みかんさんの描くミッキーが他者を引き離し始めたッ!! それは…ホントにミッキーですか?
意地でもミッキーに仕上げたい彼女は、ペコさんの時計の文字盤に描かれたミッキーを丸写し。しかも身体だけ。しかも文字盤通り(笑)
ペコさんは安定した力で描き続け(この場合、画力がありすぎるとおもしろくないんだよね)、あたしはキャラクターものが苦手だと言う事実に直面し、なんとかお題をキャラクターから実写ものに路線変更すべく、タイガースのお膝元なので、
「トラ、トラは?」
ペコさんは逆に実写ものが苦手らしい(どっちも苦手の方も若干…)
爆笑の中、なんとなくうろ覚絵大会終了。
ここで、西の元締めタイムアップ。お帰りの時間です。あたしは駅までお見送りする気満々だったのですが、部屋の前までで辞退され、手を振ってお別れしたのでした。
それが、ちょうど12時。
それからもまったりと時間を過ごし、気付けば1時半。そろそろお開き、と言うコトで、ホテルに帰ったのです。
| 固定リンク | 0
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 致し方ない(2021.07.07)
- 徳島県の皆様! ことぶき、ことぶきが帰って来ました!(2021.07.06)
- 僕の人生の今は何度目かの『おっ久ッ!!!』だろう?(2021.06.30)
- お久しブリーフ(2015.09.27)
- 無題(2014.06.28)
「ウルフルズ」カテゴリの記事
- なんでなん?(2021.06.30)
- まいどオン 到着!!(2014.07.01)
- 6年目(2012.09.13)
- 5年目(2011.09.13)
- 青い封筒をもう一回じっくり見る(2011.01.24)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
今さらだけど、あの電車は梅田に止まらなかったんだ!
西の元締めがいるからなんも心配してなかったよ。
そうかそうか、そうだったのか〜。
結局お菓子食べなかったね。いただいたアレ、何だっけ?ベジタブル
味のお菓子、夜中にバリバリと食べましたが、惜しかったです。
あたしたちの頃にキャラクターものって、あとは…
キャンディ・キャンディとか、花の子ルンルンとか、南の島のフローネ
(だっけ?)とかもあったね。懐かしいねっ!!
あぁ…ミッキーのこと忘れてたわ。ていうか、忘れたい(泣)
投稿: みかん | 2008/09/10 18:56
★みかんさん
そう。元締めが路線図見て固まってたからどうしたのかと思ったら、梅田の方に行かないでそのまま南方向へ行ってしまう電車で、だから乗り換えたのよ。
そうだそうだ、南の島のフローネッ!!!! すごい好きだった、好きだったッ!!
ハウス名作劇場だね。
ああ言うの、今やればいいのに。ヤッターマンやってるくらいだから、南の島のフローネはイケるんちゃう?
ミッキー、忘れません。
あの、手足だけ忠実に文字盤ってのが(笑)
投稿: ことぶき | 2008/09/11 12:56