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2007/12/15

「なぜウルフルズがヒットチャートの上位の常連でないのか?」

最近よく考える。

《なぜウルフルズがヒットチャートの上位の常連でないのか?》

元々競争相手にもならない、

「歌だけ先に聴いたとしたら、絶対ファンになってないでしょ?」

という人たちは初めから考えないとしても、実力のあるアーティストたちと並べて、ウルフルズに何が足りないのかと思えて仕方がないのです。

あの人が新曲を出せば、必ず1位。

あのグループがアルバムを出せば、必ず1位。

そんなに毎回毎回、ホントに素晴らしい曲なんだろうか?

そして大抵、実際にその曲を聴いても「ピン」と来ないコトの方が多い。

「流行ってるから、これを聴いてれば間違いない」

とか思われてるんじゃないの?

食品を買う時に、同じようなのが並んでてどれにしていいか迷った時に、

「とりあえずこのメーカー有名だから間違いないか」

って思うのと同じなんじゃないの?

というのは、あたしの感覚だからしょうがないんだけれど、去年ひょっこりウルフルズファンになったあたしだからわかるコトは、まず『イメージ』

ウルフルズのイメージ。

それは「ガッツだぜ!!」と「バンザイ」。

ウルフルズ=「ガッツだぜ!!」と「バンザイ」

「ガッツだぜ!!」の暑苦しい感じと、「バンザイ」の濃いめのラブソングのイメージで、

ウルフルズ=濃くて暑苦しい

と思っていたのです。これは正直な話。

だから元来ガシャガシャした音楽が嫌いなあたしは、好んでウルフルズを聴こうとは思わなかった。

それが去年、ひょんなコトからファンになってしまった。

そして過去の楽曲を漁っているうちに、コトある毎に耳にしていた、

「あ、この曲いいな」

と思っていた曲がウルフルズのものだったと気付くのです。

「あの曲も。え? この曲も?」

よく聴けばどうしてったトータスさんの声なのに、

ウルフルズ=濃くて暑苦しい

のイメージとは掛け離れた「いいなと思った曲」の歌声から、トータスさんの名前が出てこなかった。

そして今なら確実に言えるけれど、

ウルフルズは確かに濃くて暑苦しい。だけど、それだけじゃないのよッ!!!

落ち込んだ時、

泣きたい時、

居た堪れない時、

嬉しい時、

楽しい時、

寂しい時、

ウルフルズの曲を聴けば、マイナスだった気分はプラスに、プラスだった気分はもっとプラスになれる。

「そんなの、他のアーティストの曲だって同じだよ」

と言われたらその通り。そうそう、同じなんだと思う。

誰にとっても、好きな人が歌う歌は、何ものにも代えられない力を持ってるんだと思う。

で、だ。話は元に戻るワケだ。

「だったら、他のアーティストとウルフルズの違いって何よッ?!」

「売れてるアーティストにあって、ウルフルズにはないものって?」

そして答えは堂々巡りなのです。

ひとつに、ウルフルズの「流行に乗らない」という考え方が流行に乗れない原因なのは確かだと思う。

いやいや意図的に流行に逆行してるワケじゃなくて、やりたいコトが時代に合ってないだけ。

そう考えた時に、「売れる」というコトを大前提に掲げた場合、自ずと方向は見えてくるのですよ。

「流行に乗ればいい」

トータスさんの歌声で、流行の曲調の歌を出せばいいのよ。

…それやったら、すっごい興ざめだけどね。

幸いご本人たちもそんな考えは一切なく、売れたい気は満々だけど選択は間違っていないと思う。

だけど、「売れるコト」ってなんだろう。

売れるってこコトは、より多くの人に楽曲を聴いてもらうコトだろうと思うのです。

だったら、そうするにはどうすればいいのか?

要は、耳に触れる回数を増やせばいいのよ。

「聴いてくれさえすれば」

と思う。このあたしがそうだったように。

その曲がウルフルズのものだと知らずに

「あ、いいな、この曲」

と思った。

「誰の歌だろう?」

と思った。

CMなら、下に小さく

♪ウルフルズ

と書かれるから知れる。

ご本人たちがCMに出演してれば話はなお早い。

ただ、映画やドラマの主題歌っていうのは…あたしは反対なのです。そこにはどうしても映画やドラマのイメージが染み付いてしまうから、曲そのものへの自分なりの思い入れの隙間がなくなってしまうと思う。「時代」ってものも引き連れてしまうしね。

でも、そうして考えると、「売れるコト」にも2種類あるんじゃないかな?

多くの人の耳に届いたから売れる、のと、

多くの人の心に届いたから売れる、のと。

つまり、前者は流行(はやり)ってコトだと思うし、後者はそういうのとは関係なく、その後も人々の心にとどまり続けるものだと思う。

「売れるコト」にはその2つが混在していて、表面的にはどちらがどちらなのかわからない。ただ、どちらも「売れるコト」には変わりないのです。

今日、iTunes Storeのアルバムトップチャートを見たんだけど、

「KEEP ON,MOVE ON」は13位でした。

こんなもん?
※ちなみにオリコンでは11日12日は7位で、13日は8位。

でも、驚いたコトに、31位に「ベストやねん」がいるんですよ。

これはちょっと嬉しかったな。

つまりこういうコトじゃないかと思うんだけど、

iTunes Storeのトップにもウルフルズが出てたから、CMで聴いたコトのある曲もたくさん入ってる「KEEP ON,MOVE ON」を買ってみた。

聴いてみたら、意外に良かった。

他の曲も聴いてみたくなった。

で、ベスト盤をダウンロード。

こういうのは、いい構図だと思う。曲にとっても幸せだと思う。

「意外に良かった」からファンになる場合もあるのです、あたしのように。

でも、「意外に良かった」と思うには、とにかく聴いてもらわなければならない。聴いてさえしてもらえれば、届く人には確実に何かが届くのだと、ご本人たちは信じているだろうし、あたしもそう思う。

そういえば、あたしが山崎まさよしファンになったのも、ふと聴いた「ラジオ」だったっけ。新しいアルバムのプロモーションでゲスト出演したラジオを偶然聴いて、翌日にはCDを買ってた。

何かを「いいな」と思うのは、“何か”自体が変化した時じゃなくて、その伝達方法の違いで起こるのかも。

“何か”がいいのは普遍的で、それにどう行き着くか? どう行き着いてもらうか?

“何か”さえ常に質を落とさず素晴らしいものならば、あとは伝えて行けばいい。

その努力はご本人たちがいちばんしなきゃいけないし、それをいいと思ってしまった人たちも広めて行く役目があるだろうし、素晴らしい“何か”を手に入れるために、未来の自分のために、自分自身のアンテナを伸ばさなきゃ。

と思うのです。

その“何か”が何であっても。

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コメント

ごぶさたしております、相変わらずイマイチな体調の元締めです。実はまだCDを買っておりませぬのです。
チケットはずれたショックに入院が重なって、まさやんのCDを買いそびれ…しかし、まさやんのを買ってないのにウルフルズを先に買うのはどうかという気がして、結局、両方とも買ってないという次第でございます(-ω-)
幸い(笑)ボーナスも出たので、バタバタの身辺が落ち着いたら買いに行きます(^o^)/
CDショップはすぐ近くなんだけど、道路が滑るもんで寄り道しづらくって…買うならTSUTAYAの方がいいですかね?ブックオフでTポイントが付くようになったんで、入会しようか迷ってるとこなんですよねぇ。

投稿: 北の元締め | 2007/12/15 18:28

★北の元締め
あ、元締め、北の元締めッ!!!
イマイチですか…そういう時にまた厄介なのにかかっちゃったりするので気をつけてッ!!!

あたしもまさやんのカバーアルバム、まだ聴いてないんです。
糸井さんもいいって言ってたし、方々から好評なので聴かない手はないんだけど、ウルフルズの新しいのが来ちゃったからブレーキかけてます。

TSUTAYA、オススメ。
本屋も一緒のお店ならなお良し。
最寄りのTSUTAYAは本屋もブックオフもあってポイント貯まります。ウハウハ。
またはAmazonさん。
ポイントも付くし、少しお安いし、道路歩かなくても買えるし(笑)

投稿: ことぶき | 2007/12/15 18:57

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