桜咲く 桜舞う
うちの会社の桜の木が、今年切られるコトになりました。
敷地内を流れる川を、市側の移行で移動するコトになり、最終的には今の川を埋め立てるのです。その時に“邪魔”なので、桜の木を切るしかない、とのコト。
さすがの社長も「どうにかならないか」とお願いしたんだけど、聞き入れてもらえなかったようです。
それでこの前、花見の宴を催したのですが、その席で「こいつは今年が最後」という話をされて、ライトアップしてあげて、その灯りに浮かび上がった桜の木を、社員一同、柄にもなく言葉少なげに見上げ続けていました。
あたしのカメラでは…露出とか全部自動でね…うまく撮れなかったので「夜桜」はないんですが、昼間の写真がいくつかあるので、そのうちなくなってしまう桜のためにも、ここにずっと残して置こうと思います。
人間って、本当に愚かだとつくづく思ったし、この桜が満開のこの時期に、その花を見ながら、
「邪魔だから切る」
と判断できた工事関係者に、嫌悪感を抱きます。
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コメント
こんばんはー!
記事読んで、私もがっくりしました。
桜だけでなく、この小川も埋め立てられちゃうんですね。
こんなにきれいな桜の木や小川がなくなるなんて、
何とも無念です・・・
小さい頃おばあちゃんちの近くにきれいな小川が流れて
たんです。でも次の年の夏休みに行ったら跡形もなく
消えていて。今でも鮮明にその光景を思い出すんですよー。
そのことを思い出して余計悲しいです。
2度と元通りにはならないのに。
投稿: みかん | 2007/04/07 20:25
ホントそうだ。
みかんさんの、「2度と元通りにはならないのに」って、ホントそうだよ。
小川だって、木だって、ずっとずっと、遥かに昔からそこにあるモノなのにね。
この風景を目にして、どうして邪魔だって思えるんだろう。
ことぶきさんの、桜への愛情が感じられる写真ですねぇ。。。
せつねぇなぁ。。。
投稿: みほちん@東京 | 2007/04/08 00:26
★みかんさん
そうなのです。小川もなくなるんです。
確かにこのあたりは「東海道五十三次」にも描かれてるとおり、“元・沼”なんですよ。水はけが非常に悪く、雨が大量に降ると会社の前の道が水没します。
それで、この小川の向こう側に大きな川を作ってるんです。
それができれば大変ありがたいコトは、ありがたい。
でも、それと引き換えに、本当は無くなってはいけないものがなくなっちゃうんですよね。
人間ってホント、自分勝手です。
★みほちんさん
この風景を、人工的に作ろうたって無理ですよね。
芸術がどんなにすばらしくたって、自然に勝るものなしです。
本当は写真に撮ったら安心して忘れちゃうから、“心”に残さなきゃいけないんだけど…
でもこいつの姿をなんかの形で残したかったんですよ。
ホント、せつねぇなぁー。
投稿: ことぶき | 2007/04/09 12:28