「…どうって、何?」byウルフルケイスケ
最近ね、 “自分以外の人が放つ言葉の魅力、再発見”なんですよ。
実際耳から入った言葉、読んだりして目から入った言葉、なんでもいいけど、自分じゃない人から出た言葉って、すごいインパクトがあったりするんですよね。
で、それを手帳に書き込んだりしてるんです。
「今日の《BEST OF WORDS》」ってヤツ? 勝手にその日いちばん自分に影響の大きかった言葉とかを決めたり、してます。
そんで、今日のはもう、この方の言葉に尽きると、このお昼の段階で思ってしまったワケなんですよ。
ジャン♪
ウルフルケイスケさん(41)
ウルフルズのギタリストにしてリーダーさんです。
この人の言葉って、はんなりしていてやさしいんだけど、もッ!! 中身があんまり詰まってない感じがするんですよね(笑)
いや、それは批判してるワケではなく。
中身が詰まってない割に、おもしろい。
聞き流がさずにはおれない感じ。
と言うワケで、昨日更新したウルフルズのポッドキャストから、「ことぶきの心に響いたケイスケさんのグルーヴィーな言葉」をチョイスしたいと思います。
※ ※ ※
まずは、オープニングからいきなり話がそれ、散々喋ったあとにまたいきなり話を戻そうとして
「あれ? なんやったっけ話?」
しかし、なんの話をしていたかは思い出せず、
「忘れたコトも…忘れたかも」
それを聞いて、進行役のジョン・Bさん
「大丈夫ですか? これ聞いた人も心配してると思いますよ」
「心配してくれるところを、越えんとあかんな」
「…何を言ってるんですか?」
忘れっぽくなったコトで心配されるのではなく、これを個性として認識させたいと話すケイスケ氏。
「今、そこの出発点や、オレ」
※ ※ ※
そして2/21に発売されるベストアルバムの話に及び…
「ちょうどいいよな。一回な、東芝での一区切りと言うか…」
「なんかいいコト言おうとしてません?」
なおも“ちょっといい話”を続ける氏にジョン・Bさん。
「今の言葉に心がこもってるかと言えば、全然こもってないような感じがするんですよ」
「いやいや、今の言葉、結構、グルーヴあったで。自分なりのグルーヴやけどな」
ダメ押しで、
「グルーヴィーやったで」
※ ※ ※
15周年の2007年、ウルフルズとしてどのような活動をしていくのかを聞き出そうと、
「2007年は、どうですか?」
「…どうって、何?」
※ ※ ※
新曲「情熱 A Go-Go」について
「新曲のギターはどうですか?」
「久しぶりにストレートな感じやね。…真っ直ぐって言うか、情熱的な」
「…僕もボキャブラリーないですけど…ケイスケさんもボキャブラリーないですね」
ジョン・Bさんも言ったけど、聞きながら
「ストレートと真っ直ぐは同じですッ!! なんで言い直してるんですか…ケイスケさん…」
と、エラく脱力をしてしまいました。
あ、そうか。この人の言葉って、脱力するのね。その脱力感がとても心地良いのですね、きっと。
うんうん、なんとなくわかった気がする(自己完結)。
そんなワケで、「今日の《BEST OF WORDS》は…
「2007年は、どうですか?」
「…どうって、何?」
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コメント
笑いました。こうして字面で見るとおかしいですね、けーやん(笑)。
難しいことをつらつら言えないのも魅力かと。
投稿: ちはる☆ | 2007/02/08 20:38
うひゃひゃひゃひゃ!!
さすがケーヤン!!
あの方の独特で絶妙(微妙ともいう)な雰囲気は最高ですよね~!
彼にはほんと、心配になるときがありますよ。
「ウルフルズのベース、ウルフルケイスケです」と言った男ですからね(爆笑)
(↑ええねんDVD参照)
投稿: ペコ | 2007/02/08 23:05
★ちはる☆さん
ケイスケさんの脱力トークが大好きなんですよ。
そして敬意を払いながらもひんやりと突っ込むジョン・Bさんが好きです。
心配にもなりましたけど、しっかりしたケイスケさんってのも想像できないし、おもしろくないですよね。
たぶんケイスケさんって、言ってるうちに自分が何言ってるのかわかんなくなっちゃう人なんだなぁ…かわいいなぁ…
★ペコさん
あたしは終始ジョン・Bさん贔屓なので、
「ウルフルズには唯一無二のベーシストがいるので、取らないでください、ケイスケさん(泣)」
って思いましたよ。
なんでこんなボケボケなのにリーダーなのか? ウルフルズと言うバンドは不思議なのです。
投稿: ことぶき | 2007/02/09 12:53