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2006/08/21

ティーコーディネーター・ことぶき、烏龍茶にハマる

この間、友達から烏龍茶をもらいましたよ。彼氏と台湾に行ってきたそうで、割と行き当たりばったりな観光だったらしいんですが、良さ気なお茶屋さんに入って飲んだ烏龍茶が、もう目からウロコ的なおいしさだったそうなんです。

それで、そこの烏龍茶を買ってきてくれたのですよ。

ところがね、奥さん。あたしはそれを見て一瞬、フリーズしてしまいました。
どうしてって…あたし、烏龍茶苦手なんです。

あちゃー、こりゃ参ったなぁ…

そう思いました。しかも彼女の土産話から察するにこの烏龍茶、割と高価だった模様。

飲まねばならんかぁー…

そう思いました。そして翌日、感想メールを送るべく、さっそく烏龍茶を淹れてみたのです。

一応ね、あたし、ティーコーディネーターですから、一通りのお茶の淹れ方は習得しております。とは言っても、そんなに難しいもんじゃないんですがね。これくらいの茶葉で、これくらいのお湯の量で、これくらいの温度で何分抽出、とかね、それっくらいですけど。

とにかく、苦手な烏龍茶を淹れたのです。しかし、これがサプライズの連続。

まずですね、袋は遮光のためにアルミ包装になってたので中身が見えなかったのですが、開けてみてビックリ。

何と言う芳しい香り…
(〃▽〃)

その茶葉の形状は…紅茶で言うなら『TGFOP』あたりじゃないでしょうか? 新芽が入った茶葉なのです。紅茶好きなら手に取って見惚れてしまうほどの色、形。

これ、ホントに烏龍茶?

まず、これがファーストインプレッションでした。

まぁ、四の五の言わず、お茶の感想なんて飲んでから言えって話です。あたしは驚きつつも、その茶葉にお湯を注ぎました。

待つコト1分。

透き通った濃い琥珀色のお茶です。しかし、香りはあくまでも

これ、ホントに烏龍茶?

なのです。実飲。

「なまらうまッ!!!」

あたしはカップのお茶を凝視して言いました。軽くカルチャーショックです。こんなに美味しい烏龍茶をはじめて飲みました。目からウロコがぼろぼろ落ちていきますよ。

味覚的な感想はですね…

「紅茶みたい」

ってのがはじめに来たんです、やっぱり。それは烏龍茶なんだからおかしいんだけど、さっぱりしていると言うよりはどっしりしている。発酵度が高い、香ばしいお茶でした。
それから、

「はちみつの香りがする」

ホントにはちみつが入ってるわけがないんですが、そんなほのかな甘い香りがするのですよ。

中国のお茶は、発酵度が低い緑茶や烏龍茶はねぇ、ミルキーなんですよね。それが苦手な理由なんですが、それが全くない。

でね、いろいろ調べたんですが、これって「東方美人」なんじゃないかって思って。ラベルには「台湾烏龍茶」としか書いてなかったんですが、かつては「台湾烏龍茶=東方美人」だったわけで、決して有り得ない話ではないのですよ。

しかも、「東方美人」は烏龍茶にしては発酵度が高い。そしてはちみつや果物のような甘い香りが特徴だそうで、どれを取ってもあたしの感じたお茶の感想とビンゴなんですよ。

そしてね…現地で買ったらいくらするかはわからないけど、日本なら、50g2000円~6000円くらいですか? 50gってどんぶり、すり切り一杯くらいの感覚ですよ。

友達が、はっきりとは言わないまでも「値が張った」と言ったくらいです。しかも彼女は割と高給取り。値段のコトを言っては興ざめですが、2000円ってコトはないでしょう…

そうか…烏龍茶も高価なものは美味いのだ。そして烏龍茶はどうも、台湾らしいぞ。

あたしはすっかり開眼してしまいました。お陰で昨日、3種類の烏龍茶を買ってきてしまいましたよ。

これで会社でも烏龍茶飲めば、脱「砂糖入り麦茶」もできて一石二鳥じゃないですかッ!!! やったッ!!!

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