わたくし、感服いたしました。
さて、昨日は母親が出掛けて夜まで帰らないと言うコトで、久しぶりに「テレビ」と言うものを観ましたよ。
ずっと部屋に篭城していて、「料理をして食べる」くらいしか台所にいなかったのです。
でもしかし、お借りしてるビデオをこの機会に見ちゃわないといけないと思い、必死で何時間も頭が痛くなるまで見たのです。ある意味贅沢。
それで、tvkの「リターンズ」をまとめて観たのです。
「3夜連続 深夜バスだけの旅」
でございます。あんまり期待していなかったのですが、
思いのほか、思いのほかでした。
これがおもしろいったらないッ!!!
もう、目が離せないの。…ミスターから。
なんだろう? 洋ちゃんは本当に食べてしまいたいくらいかわいくて大好きなんだけど、そしてもちろんどうでしょうでのそのトークは絶品で、腹を抱えて笑っちゃうんだけど、なぜかミスターから視線を移せなくなるのです。
なんでかこの企画だけ茶髪で色落ちかかってて、異常に巻いてるからかいって?
…いや、違う…あぁ、うーん。それも否定できないけども、だ。
ミスターはもう、『そこにいるだけでいい』と言うか、
「ミスターががんばってる」
と言うだけで熱いものがこみ上げてくるのです。
たぶんこれはあたしの中で「鈴井貴之」と言う人間がどう位置づけられているか なんだろうと思うのです。
「あのミスター」ががんばってる。
「あのミスター」がやられている。
「あのミスター」が笑ってる。
そう思って、思わず画面に向かって、
「ミスターがんばってくださいッ!!!」
と祈るような気持ちで手に汗握ってしますのです。
歩けないと思っていたクララが立つから泣けるんですよ。
でも、「あのミスター」の『あの』って何? ってずっと思ってたのです。うまく表現できないでいたのです。
ところが、
前に藤村さんが日記に、
ロケ中、ミスターが楽しそうにしていると、私は一番うれしい。
それは、「流れに乗らない人」が、「流れに身を任せている姿」を我々に見せてくれるから。
と書いていて、なるほど、その通りだと、見事にまとめてもらった気がしてすっきりしましたよ。
文字通り、「深夜バスに身を任せている姿」が、あたしの心を打ったのでしょうねぇ。どうにもならないものねぇ。あの箱に乗せられちゃたら。
でも、そのミスターの乗ったバスがペースを乱して走りまくると言うエピソードが、なんかささやかな抵抗みたいでさぁ、ミスターはなんもしちゃいないけど、
「さすがミスターッ!!!」
と思ってしまいましたね。うなったもん。
これが洋ちゃんとなると、彼がやられるのも、がんばらなきゃいけないのも、もちろん笑ってるのも、当たり前っちゃー当たり前なのです。
当たり前のコトを、あとはどこまで点を伸ばせるか? なの。
JTBの企画で深夜バスに乗った時のお顔を拝見しましたよ。
「ミスターどうでしょう」ご健在ッ!!!
そう思えて、非常にうれしゅうございました。
やっぱり、どんなにヒゲとモジャ毛のトークがおもしろかろうと、
ミスターどうでしょう・鈴井貴之なくては水曜どうでしょうは有り得ない
と、改めて思った次第であります。
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コメント
なるほど~
確かに「あの」ですね。
どうでしょうはやっぱりあの4人がいるべくして集まってると思います。
投稿: すさん | 2006/05/29 22:24
★すさんさん
でしょー? そうですよね。
そしてどうでしょう班は黄金のカルテットです。まさに。
「深夜バスだけの旅」は、あたしの中でもかなり上位にランクインしました。
あれはおもしろいですッ!!
最高っす。
投稿: ことぶき | 2006/05/30 10:25