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2006/02/06

あたしだって書くぞッ!! 「おかしなふたり」の感想をッ!!

北海道からやってきたありがたいビデオ様を受け取り、DVD発売前にドラマを観るコトができました。
ありがとうッ!! 元締めッ!!

そらぁ、あと2週間足らずでDVDが発売になります。
でもね、観れてよかった。いい作品をより早く心に刻むコトができて、あたしは幸せです。

そんなワケで…そうなると一層募る想いです。
ひとコト言わせて。


テレビ静○のバカやろうッ!! バカやろう… バカやろう… ←エコー


完璧にスルーする気だね、この局…

それでは、僭越ながらこのことぶき、ドラマの感想など書かせて頂きたいと思いますッ!!

まずッ!!

よかった。いいですッ!! 良過ぎますッ!!!
始まってすぐに入り込めたんです。いろんな雑誌やネットであらすじや登場人物を知ってたからかも知れないけど、「おかしなふたり」の世界に入り込めたんですよ。

そこにはくるくるアニーの桜木直って男がいましてねぇ、これがダメダメな人間で。でも憎めなくて…
彼の息子が有り得ないくらいの賢い子で、でも疑われた人を助けなきゃって思う熱い男でねぇ。しかもデロデロにかわいいワケ。

その桜木直の住む「復活荘」って言うボロアパートには奈津子さんって美人さんが住んでいて…彼女は直にゾッコンLOVEなのね。

その彼女が息子と手をつないだっつって、若干のジェラシーを焼く父。大丈夫か父ッ!?

でねぇ、あたしはここで思ったんだよね。

「奈津子さんがんばれッ!! あんたたち両思いなんだからッ!! 直もお前バカかッ!! あんな美人さんがあんたのコト想ってくれてるのにィィッ!!」

って。

そう、応援しちゃってるのね。手を握るふたりにも、まさに抱き合っちゃってるふたりにもジェラシーを焼くどころか、

「よかったじゃない」

なんて思っちゃってるのです。

それだけドラマに入り込んじゃってたってコト。これ、洋ちゃんを「洋ちゃん」としか見れてなかったら、

「木村多江、殺すッ!!」

って思っただろうに。 (つうか、あたし多江さん好き)

細かいところで好きな場面はですねぇ…

直が奈津子さんに電話するけど、すぐ切っちゃうところ。切っちゃって自己嫌悪で後ろの壁にうなだれる直の佇まいね。あれを3回やられたでしょ。
あそこ好き。

それから直の最後の河原での長台詞ね。
これまでやってあげられなかったコトと、これからやってあげたかったコトをいっぱい言っていくでしょ。
正直「これからのコト」はやってあげたらいいのにって思いながら…でも最後の

「足りないよ」

ってしゃがみ込むところ。その

「足りないよ」

っていう言いっぷりが…よかったなぁ。

洋ちゃんは台詞まわしが割とワンパターンなところがあるんだけど、ふとしたひとことの台詞がすごくいい時があるのね。無条件にこころにグッとくる言い回しがある。声のトーンから大きさから全部がピッタリドンピシャな時が。

それがまさに

「足りないよ」

だったワケです。ドキッとするわぁ。

そして直文くんねぇ…かわいいねぇ。お芝居の上手いコト、上手いコト。あたしは今回、彼に泣かされました。
復活荘を離れる時の「ありがとうございました」ってところと、最後に「お父さん」って呼びたくて、振り返ろうとする
「足」
ね。あのもどかしい「足の演技」ね。最高。あたしは泣きましたね。泣かされました、「足」に。

あの足だけ画面に見せるっていう手法も好き。ああいう時の、今回なら直文くんの表情とか、実際に画面に映っちゃうよりも絶対「足」だけの方が来るね。ドッと来るね。あたしの涙腺の大洪水がさ。

そして抱き合う親子。

(TдT)

ああダメだ。あたしも親子物語ダメなのよね。

もうちょっとで嗚咽するくらい涙が出ましたよ。

…と、待て。

あたし…「山田家の人々」では嗚咽して泣いたよ。

え!?

おかしなふたり  山田家の人々

ええええッ!!!!

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CUEさん」カテゴリの記事

コメント

連日の名文。
毎日コメント書きたくなるね〜。
いや〜伝わるわよ。そのあふれんばかりの感動が!
復活荘のみなさん。どのお人もみなそれぞれの人生があって
その中で直がまともに見えた。
でも情けなさは誰よりもありましたよ。
続編を期待するカキコもありますが 個人的にはこれでよし!と
思っております。
最近号泣したもの。「巧殻機動隊のタチコマ粉砕場面」
へん?やっぱり変?

投稿: koharu | 2006/02/06 12:28

いいですよねぇ、おかしなふたり。
私は関東の電波を拾って見ました!

ことぶきさんの視点が良いです!
読んでいて「そうそう!」と納得できるポイントが沢山!
直文の足の演技への着眼なんて脱帽ものです。

堤防の長回しシーンは、本当に素敵でした。
心にぐっときましたね。

※『洋ちゃんは台詞まわしが割とワンパターンなところがある』...
そうかもー(笑)
でも、そんな事は全く気にならない程、大泉さんの魅力にやられてますけどね。
あ!もちろん、ことぶきさんが大泉さんを大好きなのは十分分かってますよ!!

ちなみに、ウォーカーはまだ入手できていません...(/д`)。

投稿: さかき@福島県 | 2006/02/06 22:24

★koharuさん
おお、また褒められた。
ありがとうございますッ!!
ホントにいい作品ですよ。

「巧殻機動隊のタチコマ粉砕場面」というのがどういう場面なのかわからなかったので検索してみたんですが…
イマイチ全体像を把握しておりません。
アニメ??

★さかきさん
「足の演技」には本当に泣きました。
演出家さんもあそこには力を入れたと思うの。

直文の心が直の方へ向く。
でも直は息子が遠ざかる後姿に諦めて、帰ろうとする。
「直文ッ!! 早くッ!! お父さんが行っちゃうよッ!!」
って、見てる方も動きが止まっちゃう…みたいな。
「当然泣き所でしょ? もちろん泣きますッ!!」
ってな感じ。

ワンパターンな台詞回しの大泉洋さんには、これから期待をしていますよ。「育てるタレント」ですからね。

北海道ウォーカー…道内では山積みだって。
なんだろう? この現象??

投稿: ことぶき | 2006/02/07 12:56

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