オレに近づくんじゃねぇや 火傷するゼ

久しぶりに「サイコロ３」をご鑑賞。

やっぱおもしれぇや。最高。

うなされるミスターなんか秀逸。
一度起き上がって藤村Dの方を見ちゃうところとかねぇ…最近にはないもの。そんな攻撃的なミスター。

貴重だわぁ…

ところで、初期のどうでしょうでよくみられる、「大泉洋の法螺話」。
サイコロ３でもハウステンボスへ向かう列車のなかで、「チューハイ」やら「喧嘩太鼓」やらがでてきます。

あたしは久しぶりに見て、さらっとそのあたりを爆笑して見ていたんですが、あとになってふと、「法螺話」の「法螺でない部分」を発見。

いや、その当時は立派な「法螺」だったのが、年を重ねるコトに「本当のコト」になってしまった、まさに

“嘘から出た実”

“瓢箪から駒”

という例ですね。

同じくハウステンボスへ向かう車中。オランダ娘の話題に入るあたりの大泉洋青年の証言です。

《最終的にはねぇ　僕は操るからねぇ》

《いけない男だねぇ》

“さらっ”と見てる時は、

「なぁに言ってんだこの男ッ!!　ぎゃはー」

って笑ってたのが、よく考えると…

「あれ？　あたしって…操られてない？」

30から「かわいい男宣言」をしてクルクルアニーになったいいおっさんを、まんまと

「爆裂かわいいッ!!!!」

と思い、

肋間神経痛になったと言えば涙を流して心配し、

DVDだって言えば中身なんて関係なくとりあえず買っちゃい、

“子猫ちゃんに捧げるグラビア”だって言えば、 「正直捧げてもらっても困るぞ」 と感じつつも、 「捧げてもらえるんなら何でももらっておきますッ!!」 ってな勢いで買っちゃうし、

「祭りだッ!!」 って言ってとうとう北海道まで行っちゃい、

今現在だって

「東京ってコトは、地続き!?」

ってそれだけで幸せ感じちゃってる。

「確かに『いけない男』だわ」

なんだか妙に納得してしまいました。

みなさんも、操られてる？

じゃじゃ馬なんだけども、手の上に乗せてみると一見かわいらしい女を、あたしは目指すよ。