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2005/09/01

宇梶ドンマイ。

ご存知ッ!! 「TEAM-NACS」は、“抽象的”だったり、“難解”だったりしてなかなかとっつきにくい演劇と云うものを、もっと入り込みやすくするため、とにかく“わかりやすく”と云うのを念頭において活動してきた…みたいなコトをモリが言ってたのをどこかで聞いた(読んだ)覚えがあります。

なので、ナックスのお芝居は“わかりやすい”のです。当たり前なんです。
そこから「演劇」と云うものに入り込んだあたしにとって、ナックスがそのすべてでした
狂言は演劇とはちょっと違うし、あとは蜷川さんの《オイディプス王(野村萬斎主演》と、高校の時、芸術鑑賞とか云って観た「星の王子さま」のみ。

だからまぁ、「演劇」=「ナックス」でした。

そして昨日、静岡県長泉町の「ベルフォーレ」と云う会場で、宇梶剛士さん率いる『damim』の【ハイキング フォー ヒューマンライフ】を観劇したのです。

以下、本当に私的な感想です。
あたしはいつも思ったコトしか書きませんよ。だってそう思っちゃったんだもの。自分のブログに自分の思ったコトを書くから「ブログ」なんでしょうから、誰がどう思おうと、「それ、違うだろ?」と思われようと、そう思っちゃったものは正直に書いていこう、がモットーです。

★感想
ええと…

宇梶ドンマイッ!!

全然わからなかったさ。

お芝居が始まってから終わるまで、ずーっとひとつひとつの「伏線」
「これ」と「これ」
「あれ」と「これ」
「それ」と「あれ」
と結びつけていき、最後に一本の「ロープ」(伏“線”だけにね)にせんとがんばり続けたのですが、なかなか結びつかず、気が付けばカーテンコール…と云う有様さ。ふがいないね。

物語は富士の樹海が舞台。
かわいがっていた犬を、父親に樹海へと捨てられてしまった男が、花瓶を投げつけ父親に大怪我を負わせて、犬を探して樹海に行ってしまいます。
大学時代の友人が数名、彼を探しに行くのですが、みんなはぐれてしまうのです。
そして、樹海の中で自殺志願者に銃をつき付け、荒療治で追い返す男、子供を追い込み自殺させてしまった夫婦、子供を堕ろしてしまった女などが登場。

その他、抽象的な人たち(人として出てくるのに、パンフレット読んだらその人たちは「洞窟」を表してるみたいなんだもの)や、「命そのもの」の具現化した人物。犬(これ、宇梶さん)など、どこまでが人で、どこからが人でないものなのかの境もあいまいな、ちょっと乱暴なお芝居。「洞窟」は喋るし、踊るし…乱暴と言ってもあたしにとってってコトです。

そう云ういろんな人たちの人生が交差していく…と云う物語で、なにか結論が出たり、ハッピーエンドだったりはなく、
夫婦は娘を亡くした苦しみから逃れるために、銃の男に殺してもらいたいと頼み、
銃の男は、子供を亡くしてしまった悲しみから逃れるために、「自殺」って手があったコトに今更気づき、
子供を堕した女はだからどうするわけでもなく、
そして目の前に捨ててしまった犬が現れたのに、犬はまったく自分のコトを忘れていた男は悲しみに打ちひしがれる。

最後もなんだか、投げたボールが大きく孤を描き、草むらの中に消えていった…かのような、投げっぱなしな感じです。(実際、ボールが投げられたところで幕が下りるし)

ワンシーンが長くてくどい。テンポが悪い。わかりづらい…

そんな…感じかなぁ。ごめんね、宇梶総長。そしてドンマイ

だから、余計思ったのでした。森崎博之と云う作家の有難さ。

ですから、このお芝居の究極の感想は、

「モリって…すごいね」

なのです。まったく関係ないんだけどね。

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