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2005/07/13

がっつりサンデー2 ~そして彼女は言った。「サイコロで“寸又峡”が出たと云う設定で」~

7月10日。納豆の日。午後2時過ぎ。

今から山を何個も越えて、寸又峡へ向かおうと云うふたりは、本屋で静岡県地図を吟味していました。

いや、正確には「ひとり」。もうひとりは北海道の地図で真駒内付近を凝視しっぱなし。

「ほら、あたし10月にここ行くから」

真駒内公園を指差すことぶき。

軽く無視られる。

「…… ( ̄□ ̄;)

北海道の地図を閉じて、彼氏の開いている地図を覗き込む。
寸又峡付近のページ。

「とにかく362号線を上ればいいワケだ。…うわッ、『どこまでも続くワインディングロード』って書いてあるよ。まいったね、HDDにミスチル入ってないよ(ワインディングロードと聞くと、なぜかミスチルを思い出すことぶき。)

362号線は、国道です。でも地図の注意書きに

『どこまでも続くワインディングロード』

と書かれています。気持ちかっこ良さ気です。でも要は、くねくねの山道ってコト。

多少の不安を抱きつつ、出発ッ!!

まずは東名高速へ乗り、清水ICへ。その方が近道。

途中、道路沿いのカントリーサイン撮影を試みます。

DSC02240

DSC02241

DSC02242

DSC02243

清水ICで降りたら、国1バイパスをさらに西へ。羽鳥ICで降りると、そこは国道362号線。あとはバカでも行ける1本道。の、はず。

ところが、分かれ道発見。表示板に見知った場所がない。

「どっちだ!!」

うしろから車が来ていたので止まれない。

「ひ、左!!」

地図をちょい見して絶叫。絶叫ことぶき。しかし…道は明らかに農道チックになって行く…

「ホントにこっちだったのか?」

「だ、だって、ここにあの建物があって、これがこの道だから、こっちでしょ?」

地図をぶん取るD。しばらくして…

「戻るぞ」

間違えました。また間違えました。もう何を言われても反論しません。バカです。あたしは地図も読めないバカです。しかもこんな序盤に…先が思いやられます。次に分かれ道があったら、絶対止まってもらおう、そう心に誓いました。ことぶき32歳国道362号線の誓い。

さて、そこから徐々に民家がなくなり、最後には生き物の気配がなくなり、ただただひたすらにワインディングロードが続きました。

目の前に広がる風景は、茶畑と、茶畑と……茶畑と、杉と杉林と山と、そのまた向こうの山…
気分を盛り上げてくれる絶景がありません。何気に地味です。

彼氏が言いました。

「俺たち、何しにどこへ行くんだっけ?」

まずい。目的を見失いかけています。しかも運転手がです。

「寸又峡だよ! 渓谷だよ! 温泉だよ! 風光明媚な観光地だよ! しっかりしろよ!」

「着いたってきっと、店屋とか閉まってるんだよ」

これは俗に言う『大泉洋伝説』ではなく、出発時間が遅いため、目的地に着くのが遅くなり、観光地の売店が閉まっていて悲しいコトです。目の前で店のシャッターを閉められるコトもままあります。

「…よし、こうしよう。これはサイコロの旅です。先ほどサイコロを振り、なんらかの目を出しました。行き先は『寸又峡』。だから、行って何かをするのが目的ではなく、あくまでも『行き着く』コトが目的なのです。いいですか? そう云う設定で」

すばやくBGMを「1/6」にして、暗示を掛けます。

「おまえ、どうせあたしは運転しないから関係ないとか思ってるだろ?」

「は? 思ってるよ。誰が寸又峡行きたいって言ったよ」

「俺だな…」

どうやら納得したようです。

山々の中腹にウソみたいに建ってる集落を抜けて、目指すは寸又峡。

遠く眼下に、町並みと列車が見えてきました。本川根の千頭の駅です。

寸又峡まであと16Km!!!

「ガソリン持つかなぁ…?」

「え!?」

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